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翡翠館 庭園

デザインを替えてみました。少しは読みやすくなったかも。前のデザインの方が雰囲気はよかったんですが…… イギリスのロマンス小説の作家、ベティー・ニールズの紹介をしていきます。独断と偏見と妄想にもとづくブログです。どうかご容赦を……。
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とっておきのキス

とっておきのキス(ハーレクインロマンス) 原題:A Kiss for Julie 初版:1996年

ヒロイン:ジュリー・ベックワース(秘書) 
ヒーロー:シモン・ファン・デル・ドリースマ(医者、オランダ人)

 ニールズの作品の中では「楽しい」作品に分類されると思います(というか、私が分類した)。ヒーローとヒロインが、本当はお互いに愛し合っているのに、お互いがお互いに嫌われていると思い込んで、じたばたする姿や、普段はぶっきらぼうなヒーローが、遅まきながらヒロインを愛していることに気が付き、何が何でも結婚しようと意志を固め、まずはヒロインに好感を持ってもらわねばと奮闘するところなんかが微笑ましいのです。

 全体的に深刻度が低く、軽い感じに仕上がっているのは、ジュリーの妹エズミー存在によるところが大きいと思います。このエズミーが実にいい。ニールズの作品には、よくヒロインの妹として14~5才の少女が登場しますが、みな、ヒロインを励まし、ヒーローとの間の潤滑剤になり、暗い雰囲気を明るくしたりと大活躍(小活躍かも)するのです。
 
3回くらい読み直しているので、私としてはかなり気に入った作品なのでしょう。
 
 

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1965/07/23
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自己紹介:
夫と子供2人の専業主婦です。
宮崎生まれで、現在沖縄に住んでいます。
青い海も好きですが、それよりふるさとの緑の山々が恋しい……。
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