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翡翠館 庭園

デザインを替えてみました。少しは読みやすくなったかも。前のデザインの方が雰囲気はよかったんですが…… イギリスのロマンス小説の作家、ベティー・ニールズの紹介をしていきます。独断と偏見と妄想にもとづくブログです。どうかご容赦を……。
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Three For A Wedding

Three For A Wedding(邦訳されているかどうか不明)初版:1973年
ヒロイン:Fhoebe Brook(看護師)
ヒーロー:Lucius vav Someren(医師 オランダ人)

 面白かったなあ。
 ニールズの作品を70冊も読んでいれば、大体プロットが似た話がたくさん出てくるんですが、これはちょっと他の作品と違います。何が違うかって、ヒロインがオランダに行くことになた理由です。ヒロインがオランダに行く話しはたーくさん(全作品の半分以上がそうだと思われます)ありますが、大体はヒーローに請われてオランダの病院で働くとか、誰かの看護を頼みたいとかそう言うことなんですが、Fhoebeの場合は数ヶ月オランダに派遣されることになっていたSybilの身代わりとなってオランダに行くことになります。Sybilが、「恋人とすぐに結婚したいから、お姉ちゃん、私の変わりに行って頂戴!」というわけです。色々な手続きや手配がすんだ後のことなので、Fhoebeは自分をSybilと偽ってオランダに行かなければなりません。Sybilの「私をオランダに連れて行くことになっている医師はぼんやりした人だし、私の顔を良く見てなかったし、私達はとてもよく似た姉妹だからばれっこないって」という言葉を信じてオランダ行きを決心したFhoebeですが、実は、イギリスの病院で彼に最初に会った瞬間、ばれてました。
 つまり、そのぼんやりした医師Luciusは、彼女がSybilではないと承知の上でオランダまで連れて行き、オランダに上陸したとたん、彼女のことをFhoebeと呼び、彼女を愕然とさせます。Luciusは全然ぼんやりした人ではなかったんですね。

 さて、このLucius、独身ですが、事故で死んだ友人の息子、Paul(9歳)を引き取って養子として育てています。でも、彼は仕事で家にいないことが多く、PaulにはMaureenという家庭教師がいて、この家庭教師がとんでもない女で……。
 本当にとんでもない女なんです。Luciusの前では有能な家庭教師を装いながら、Luciusが留守の間に彼の家に友人を招いてパーティーするなんてまだ可愛いほうで、Paulに「FhoebeはあなたからLuciusを奪おうとしている」と吹き込んだり、LuciusとFhoebeが誕生日にPaulに贈った子犬を虐待したり……。ところが、こういうMaureenのひどい裏の面をLuciusは全く気付かない。変だ、変だよ。Fhoebeのことだったら、どんなに些細な感情の乱れも気が付くのに!
 でも、一度Paulの信頼を得たら、MaureenなんてFhoebeの敵ではありません。色々ありましたが、Maureenに吹き込まれたLuciusの誤解もPaulが解いてくれてめでたくハッピーエンド。きっとFhoebeとLuciusとPaulと幸せな家庭を築くのでしょうね。そして、いずれ生まれてくる子どもも加わって……。Paulは頼もしいお兄ちゃんになりそうです。

 ところで、このタイトルですが、これは作品のはじめの方で、FhoebeがSybilに自分に代わってオランダに行ってと説得された時、近くに3羽のカササギがいて、Sybilが“One for anger ,two for mirth three for wedding"といった台詞から来ていますが、イギリスでは目にしたカササギの数が幸福や不幸の予兆とつながっているという伝承があるらしいのです。Sybilはたまたま目にした3羽のカササギが自分の結婚の予兆だと思ったのかもしれませんが、実はFhoebeの予兆でもあったわけですね。

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HN:
Mrs Green
年齢:
60
HP:
性別:
非公開
誕生日:
1965/07/23
職業:
主婦
趣味:
ありすぎて書ません
自己紹介:
夫と子供2人の専業主婦です。
宮崎生まれで、現在沖縄に住んでいます。
青い海も好きですが、それよりふるさとの緑の山々が恋しい……。
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